あの一振りで疑念は確信に変わった。WBSCプレミア12の緊迫した場面、相手投手が投じた外角の厳しい変化球に体勢を崩されず、逆方向へと叩き込んだ弾道は今もファンの記憶に新しい。強烈なスイングスピードを持ちながら、選球眼とバットコントロールを兼ね備えたバッティングスタイルは、国際大会という極限のプレッシャー下でこそ輝きを放つ。
剛腕投手が投げ込む150キロ台後半のフォーシームに対しても、全く振り遅れない。変化球を苦にせず呼び込んで仕留める柔軟性もある。単なる「パワーヒッター」という枠組みには到底収まらない完成度の高さが、国際舞台のデータシートからもはっきりと読み取れる。