嵐の結婚の歴史を語る上で避けて通れないのが、2021年9月28日の午後5時に激震が走った「櫻井翔・相葉雅紀の同日結婚発表」です。ファンコミュニティやSNS上では、前代未聞の事態に前代未聞の反応が巻き起こりました。
「櫻井と相葉が結婚した」空目トレンドの背景
発表直後、X(旧Twitter)の日本のトレンド1位を独占したのは「櫻井翔と相葉雅紀が結婚」という誤読のツイートでした。通常、アイドルの結婚は1人ずつ単独で発表されるのが常識です。それが同時にファンクラブからアナウンスされたため、速報の文面を一瞬見間違えたユーザーが続出し、ネット上には驚愕と笑いが入り混じったカオスな空間が生まれました。
この前代未聞の同日発表には、関係者によると明確な意図がありました。2回に分けて発表すれば、その都度グループやファンに動揺が広がり、メディアの過熱報道も長期化します。活動休止中というタイミングを見計らい、一度の報道で世間の関心を受け止め切るという、メディアコントロールの観点からも極めて緻密な戦略だったと分析されています。
2019年二宮ショックからのファンの心理的変容
2019年の二宮さんの発表時は、アニバーサリーツアー中だったことやグループ活動休止前であったことから、一部のファンから激しい反発や戸惑いの声が上がりました。ネット掲示板やSNSでは「なぜ休止まで待てなかったのか」という悲痛な叫びが溢れたのも事実です。
しかし、2021年の櫻井さん・相葉さんの発表時には、ファンの受け止め方は劇的に変化していました。休止期間に入っていたことに加え、長年グループに人生を捧げてきた2人の誠実な仕事ぶりをファンが見届けていたため、「今までありがとう、幸せになってほしい」「ついにこの日が来た」という温かい祝福ムードが支配的でした。ファンコミュニティ全体が、アイドルの結婚という現実に対して精神的な成熟と耐性を獲得したプロセスがここにあります。