小林尊のフードファイター人生を語る上で欠かせない存在が、アメリカの絶対王者ジョーイ・チェスナットです。2000年代の「ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権」で数々の名勝負を繰り広げた2人でしたが、小林と主催団体(MLE)との契約トラブルによる離脱以降、直接対決の機会は長年失われていました。
その因縁に決着をつけたのが、2024年9月にNetflixで世界独占生配信されたスペシャルマッチ『チェスナット vs. 小林: 因縁のホットドッグ対決(Chestnut vs. Kobayashi: Unfinished Beef)』です。15年ぶりの直接対決となったこの大舞台は、全世界のファンが固唾を飲んで見守る異例の熱戦となりました。
10分間の激闘の末、チェスナットが83個の世界新記録を樹立して勝利。小林も自身の自己ベストを塗り替える66個を完食し、全盛期を彷彿とさせる驚異的なパフォーマンスを披露しました。試合後、両者は長年の対立を超えて熱い抱擁を交わし、小林は清々しい表情で「これで心置きなく次の人生へ進める」と正式にホットドッグ早食いからの引退を宣言。20年以上にわたるライバル関係は、最高の形で完結を迎えました。