午後4時15分、友人と別れた直後のわずか15分間。この極めて短い「空白の刻限」に何が起きたのか。警察発表のタイムラインでは、男児が通学路沿いの公園を出たのが16時10分、母親が異変に気づき捜索を始めたのが16時30分とされている。
当取材班は、現場から約300メートル離れた旧道沿いの住民および配送業者への独自聞き込みを実施した。その結果、これまで公表されていなかった重大な目撃証言が浮上した。当日16時20分頃、普段は人通りのない林道分岐点付近で、ハザードランプを点滅させた濃紺の軽ワンボックスカーと、その傍らに佇む小柄な人影が目撃されていたのだ。
証言した配送ドライバーは語る。「普段は車が停まるような場所じゃない。男の子が誰かと話しているように見えたが、急いでいたため通り過ぎてしまった。まさかこんな事態になっているとは……」。この未公開情報はすでに現地捜査本部に提供され、周辺の防犯カメラデータの再解析が急ピッチで進められている。