コンクリートの都市空間にありながら、豊かな自然と触れ合えるのも浜町の大きな魅力だ。駅の目の前に広がる浜町公園は、東京都中央区内でも最大級の面積を誇る区立公園であり、かつて熊本藩主・細川家の下屋敷があった歴史的ゆかりの地である。
園内には巨大なイチョウの木々やスポーツセンターが配置され、四季折々の表情で訪れる人々を癒やしてくれる。公園を抜けると、目の前には雄大な隅田川が広がり、整備された「隅田川テラス」へと滑らかに繋がっていく。
清涼な風が吹き抜けるテラス沿いは、ジョギングを楽しむ市民や犬の散歩をする人々の憩いの場だ。水上バスが水面をすべり、対岸のウォーターフロント景観を眺めながら歩く時間は、都心の喧騒を完全に忘れさせてくれる。