2015年に韓国のMBCで放送され大ブームを巻き起こしたオリジナル版と、2021年に関西テレビ放送(カンテレ)制作により日本でリメイクされたテレビドラマ『彼女はキレイだった』。本作の最大の魅力は、日韓それぞれでハマり役と称賛された豪華な配役陣にある。
冷徹でドSなエリート副編集長・長谷部宗介(韓国版:チ・ソンジュン)を演じたのは、日本版が中島健人、韓国版がパク・ソジュンだ。完璧主義でありながら初恋相手の前で見せるギャップを、両者ともに独自のカラーで熱演。中島健人はシャープな眼光と繊細な表情の変化で魅了し、パク・ソジュンは洗練された佇まいと圧倒的なカリスマ性で観客を圧倒した。
一方、かつて美少女だったものの成長とともに“残念女子”に変貌してしまったヒロイン・佐藤愛(韓国版:キム・ヘジン)役には、小芝風花とファン・ジョンウムという実力派女優が抜擢された。小芝風花は持ち前のコメディセンスと愛らしさで視聴者の共感を呼び、ラブコメディの女王と呼ばれるファン・ジョンウムはコミカルな演技の中に深い切なさを落とし込む圧巻の演技を見せた。
さらに、ヒロインを陰から見守る切なくも魅力的なセカンドリード、樋口拓也(韓国版:キム・シンヒョク)役を演じた赤楚衛二(韓国版:チェ・シウォン)の存在も見逃せない。赤楚衛二が見せた包容力溢れる優しさと明るい魅力は、視聴者の「樋口派」を急増させるほどの大きな反響を呼んだ。