オゼックスが小児科や耳鼻咽喉科で決定的な役割を果たす疾患として、代表的なものが「難治性急性中耳炎」と「マクロライド耐性マイコプラズマ肺炎」です。
オゼックス中耳炎効果の高さは、中耳腔の粘膜組織へ速やかに浸透する優れた移行性に裏打ちされています。従来のペニシリン系抗菌薬を高用量投与しても解熱しない、あるいは鼓膜の腫脹が引かないPRSP(ペニシリン耐性肺炎球菌)やBLNAR(アンピシリン耐性インフルエンザ菌)による難治性中耳炎に対し、臨床試験において90%以上の高い有効率を示しています。
さらに近年、医療現場で問題視されているのがオゼックスマイコプラズマ肺炎への適用です。従来使われてきたクラリスやジスロマックなどのマクロライド系抗菌薬に対する耐性化比率が国内で上昇しており、初期治療で効果が出ない重症例に対し、小児にも投与可能なオゼックスが迅速な解熱と病勢鎮静をもたらす救済薬として機能しています。