パニック障害に関しては、いまだに誤った俗説がネット上で散見されます。正しい知識を持つことは、当事者自身の回復だけでなく、周囲の適切なサポートにも直結します。
- 誤解1:メンタルが弱い人、内向的な人だけがなる病気である
【事実】活動的で責任感が強く、周囲の期待に応えようとする「過剰適応」タイプほど発症しやすい傾向があります。芸能界でリーダー格やエースを務める人物に多いのもこのためです。 - 誤解2:パニック発作の過呼吸で窒息死することがある
【事実】発作時に血中の酸素濃度が低下することはありません。むしろ過呼吸によって二酸化炭素が減少しすぎるアルカローシス状態に陥っているため、身体的に窒息して死亡することは医学的にあり得ません。 - 誤解3:薬を飲み始めると一生やめられなくなる
【事実】医師の指導のもとで段階的に減量(テーパリング)を行えば、安全に断薬・減薬することが可能です。恐れるべきは服薬そのものではなく、自己判断による急激な服薬中止です。