同じデータであっても、デザインの工夫次第で相手への伝わり方は180度変わります。エクセルで見やすい表のコツは、「引き算の美学」にあります。
多くの人がやってしまいがちな失敗が、表全体を真っ黒な太い格子罫線で囲み、原色の赤や青で塗りつぶしてしまうケースです。視覚的ノイズが多すぎると、最も重要な数字が埋もれてしまいます。プロが実践するデザインルールは極めてシンプルです。
フォントは「游ゴシック」や「BIZ UDPゴシック」など視認性の高いものに統一し、文字サイズは見出しを11pt、データ部を10〜10.5pt程度に設定します。罫線は標準の黒ではなく「薄いグレー」を選択し、縦罫線を省略して横罫線のみで構成すると、海外のビジネスレポートのような洗練されたレイアウトに仕上がります。
さらに、背景色はベースとなる白に加え、見出し部分に「薄いグレー」または自社のコーポレートカラーの淡色を1色だけ配置するのが鉄則です。もし自作が難しければ、Excelに標準搭載されている「Excel表デザインテンプレート」を活用するのも有効な選択肢です。