Q1:お酒を全く飲まないのにγ-GTPやALTが高くなるのはなぜですか?
A1:最大の原因は「非アルコール性の脂肪肝(MASLD)」です。清涼飲料水や菓子類に含まれる果糖、炭水化物の過剰摂取、運動不足によって使い切れなかったエネルギーが中性脂肪として肝細胞に蓄積し、肝臓が炎症を起こすことで細胞が壊れ、血中に酵素(AST・ALT・γ-GTP)が漏れ出します。お酒を飲まない人でも、食事内容の改善と内臓脂肪の減少が最優先の対策になります。
Q2:肝臓のために飲むコーヒーは、缶コーヒーやインスタントでも効果はありますか?
A2:クロロゲン酸などのポリフェノールはインスタントコーヒーやレギュラーコーヒーに多く含まれます。無糖のブラックであれば缶コーヒーでも一定の抗酸化作用は期待できますが、微糖タイプやカフェオレには砂糖や果糖ブドウ糖液糖、人工乳化剤が含まれており、肝臓への負担を増やしてしまいます。効果を最大化するためには「無糖・ブラック」のドリップコーヒーや高品質なインスタントコーヒーを選んでください。
Q3:食事や飲み物を改善してから、健康診断の数値が下がるまでどのくらいの期間が必要ですか?
A3:肝細胞は全身の臓器の中でも極めて再生能力が高く、正しい食事管理(NG食品の排除、コーヒーやスプラウト等の導入)を徹底すれば、約4週間から8週間(1〜2ヶ月)でASTやALT、γ-GTPの有意な低下が確認できるケースが一般的です。ただし、肝臓に蓄積した中性脂肪を完全に落としきるには3〜6ヶ月程度の継続的な生活習慣管理が推奨されます。