日本のお笑いシーンの第一線から離れた村本大輔は、アメリカ・ニューヨークに生活と創作の基盤を置いています。マンハッタンやブルックリンに点在するコメディクラブを夜な夜な巡り、現地コメディアンたちとしのぎを削る日々を送っています。
渡米当初に取得したアーティストビザ(O-1ビザ)を足がかりに、現在は現地のエージェントやコメディコミュニティとのネットワークを構築。グリニッジ・ヴィレッジをはじめとする激戦区のステージに立ち、1晩に数軒のオープンマイク(誰でも飛び入りでネタを試せるステージ)やブッキングショーをハシゴする過酷な現場修行をルーティン化しています。
華やかなセレブリティ生活とは対照的に、生活ぶりは極めてストイックです。自炊中心の質素なアパートメント生活を送りながら、日中は英語の脚本執筆と発音矯正、夜は劇場でのパフォーマンスと客席の反応の分析に時間を費やしています。自身のSNSや有料配信プラットフォームでは、過酷な下積み生活の葛藤や、異国でアジア人コメディアンとしてステージに立つ孤独と興奮が赤裸々に綴られており、表現者としての純度を高めた生き方がコアなファンの共感を呼んでいます。