最終処分場に対して周辺住民が最も懸念するのは、「悪臭」「粉塵」「浸出水による地下水・河川の汚染」の3点です。現地調査および地域住民へのヒアリング取材では、徹底した遮断構造と最新プラントの存在が浮き彫りになりました。
音羽山の豊かな森林環境を保全するため、埋立地底部には高密度ポリエチレン遮水シートを幾重にも張り巡らせた二重遮水工構造が採用されています。雨水が廃棄物層を通過して生じる汚水(浸出水)は、山下にある浸出水処理施設へと集約され、生物処理、凝集沈殿、高度オゾン酸化、活性炭吸着を経て無害化されます。
「建設前は反対運動や不安の声が大きかったが、稼働後は臭気もほぼ皆無で、定期的な水質検査結果も公表されているため安心感がある」という地元醍醐地区住民の声が示すように、エコランド音羽の杜の評判は環境管理の透明性によって高評価を維持しています。敷地境界における音羽山環境影響評価(環境アセスメント)のモニタリング調査でも、周辺の動植物相や山科川水系への悪影響は検出されていません。