ネット上やコミュニティ内には、ナンバープレートにまつわる誤った情報や古い常識が少なからず出回っています。トラブルを未然に防ぐため、代表的な誤解の真相を検証します。
誤解1:ご当地ナンバーは誰でも好きな自治体のものが選べる?
各自治体が観光振興や地域PRを目的に交付しているバイクご当地ナンバープレート。アニメキャラクターや名所、特産品をあしらったプレートや、独自の変形プレート(雲型や富士山型など)が人気を博しています。
しかし、これはあくまで地方税の標識であるため、「その市区町村に住民票(主たる定置場)がある住民」しか交付を受けられません。他地域の魅力的なデザインを気に入ったからといって、居住地外の自治体で不正に取得することは地方税法違反にあたります。
誤解2:フェンダーレスで横や上から見えればサイドマウントもOK?
アメリカンやクラシック系バイクのカスタムで流行した「サイドナンバー(車体側面に縦や斜めにナンバーを取り付けるスタイル)」ですが、現行基準では「ナンバーの縦向き設置は完全違法」です。横向きであっても、車体の中心線から外れすぎて後方左右からの視認角度(リフレクターの視認性を含む)を満たさない配置は車検に通りません。
誤解3:ステッカーやフレームで数字が少し隠れる程度なら大丈夫?
「ボルト周辺の余白にステッカーを貼る」「ドレスアップ用の太いナンバーフレームを取り付ける」といった行為も厳しく制限されています。文字や数字はもちろん、上部の地名やひらがな、下部の余白にまでフレームが被るものは基準不適合となります。基準を満たす極細幅の保安基準適合フレーム以外は使用できません。