英語の前置詞「to」の根底にあるコア・イメージは「ある対象に向かう矢印(方向性と到達点)」です。したがって「to me」という表現は、物事や情報が「私という地点に向かって届いている状態」を表します。
ここから派生して、日常英語における「to me」は主に「私の主観的な視点では」「私の考え・受け止め方としては」というニュアンスを持ちます。客観的な事実そのものではなく、「あくまで私個人がどう感じ、どう評価しているか」を提示するときに極めて自然に機能する表現です。
例えば、ある提案や出来事に対して「It sounds good to me.(私としては良い提案に聞こえる)」と言う場合、「その提案の内容が、私の感覚・判断基準に届いた結果として魅力的だ」という個人的な見解を示しています。