高松駅から高松空港までの直線距離は約15キロメートル。鉄道が空港直下へ直接乗り入れていないため、陸上交通の選択肢は事実上、高松空港リムジンバス(ことでんバス運行)か、タクシー(通常メーター・定額タクシー)の二者択一となります。
この2つの移動手段における最大の決定的な違いは、「飛行機の発着時刻に完全に連動しているか否か」という点にあります。高松空港リムジンバスは、羽田・成田便や国際線のフライトスケジュールに合わせて毎月分単位で時刻表が再編される「飛行機接続便」として運行されています。一方、タクシーはフライト時刻に関わらず、自身の旅程や突発的なスケジュール変更に柔軟に対応できる自由度を持っています。
移動コストの面では、リムジンバスが大人片道1,000円と群を抜いて経済的です。対するタクシーは通常メーターで5,500円〜6,500円前後を要するため、1人利用での金銭的ハードルは歴然としています。しかし、グループ利用における「定額タクシー」の存在や、朝夕の幹線道路渋滞を加味した移動ストレスの差を検証すると、単に「安いからバス」と結論づけられない奥深さが見えてきます。