水を浄化する過程で必ず発生するのが、沈殿した微生物の塊などの「下水汚泥」です。御笠川浄化センターでは、この副産物を単なる廃棄物として処分するのではなく、徹底した減量化とリサイクルを推進する汚泥処理システムを導入しています。
集められた汚泥は濃縮・脱水装置を経て水分を大幅に低減。脱水ケーキとなった汚泥は焼却処分されるだけでなく、建設資材の原料やセメント原料、農業用肥料、さらにはバイオマスエネルギーとしての有効活用が進められています。温室効果ガス排出抑制や循環型社会の構築に向けた水質保全の取り組みと省資源化が、現場の確かな技術力によって支えられています。