ミニトマトとプチトマトの違いとは?販売終了の真相と選び方を徹底解説

ミニトマトとプチトマトの違いとは?販売終了の真相と選び方を徹底解説

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「小さいから栄養も少ないのではないか」という先入観を持たれがちですが、実態はその正反対です。可食部100gあたりで比較した場合、ミニトマトは大玉トマトの約2倍から3倍のリコピンを含有しています。これは、リコピンやポリフェノールといった抗酸化物質が、果肉よりも「果皮の周辺」に多く凝縮されているためです。全体の体積に対して皮の表面積比率が高いミニトマトは、自然と一口あたりの栄養密度が高くなります。

項目ミニトマト(現行主流種)大玉トマト(桃太郎等)旧・プチトマト(昭和〜平成期)平均重量・サイズ15g〜25g(一口サイズ)180g〜250g(大玉)10g〜20g(小球形)平均糖度(Brix)8度〜10度前後(果物並み)4度〜6度前後(瑞々しさ重視)5度〜6度前後(酸味がやや強め)リコピン含有量大玉トマトの約2〜3倍基準値(100g中 約3mg)当時の基準値(現行ミニと同等)β-カロテン・ビタミンC大玉の約1.5〜2倍と極めて高密度水分が多く全体として希薄現行品種と比べやや低水準流通上の立ち位置現在の店頭主力・品種が極めて多彩日本の食卓における青果の定番基盤2007年に種子販売終了・廃番

味わいの面でも、かつてのプチトマトが「トマト特有の青臭さと爽やかな酸味」を持っていたのに対し、現代のミニトマトは徹底した糖度選別と土壌水分管理により、イチゴやミカンに匹敵する糖度8度から10度を超える甘さを実現しています。水分補給感覚で食べる大玉に対し、ミニトマトは手軽な栄養補給・スイーツ感覚で消費される食材へと変貌を遂げました。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。