テレビ出演本数、SNSフォロワー数、各種好感度調査を総合的に分析すると、現在のお笑いシーンを牽引する女性芸人の顔ぶれには明確な特徴が見られます。常にトップを走り続ける渡辺直美やいとうあさこといったレジェンド級に加え、圧倒的な好感度を誇るやす子、独自のポジションを確立したヒコロヒー、トリオ・カルテット双方の強みを活かすぼる塾、そして賞レースを機に全国区となった紅しょうがやエルフが上位を占めています。
彼女たちが爆発的なブレイクを果たした最大の要因は、「他者からの押し付けられた役割」ではなく「自分自身の等身大の視点」をエンタメに昇華している点にあります。かつてのお笑い界に存在した容姿いじりや無理なリアクションに頼る構造は急速に衰退し、独自のワードセンスや鋭い人間観察、心地よい脱力感といった内面的な魅力が視聴者を惹きつけています。ファッションや生き方そのものがZ世代をはじめとする幅広い層から「推し」の対象として受け入れられていることも、人気を強固にしている大きな理由です。