一分一秒を争う防災現場やハードな工具作業の現場にも、効率的なホース管理のヒントが詰まっています。
消防隊で広く採用されている消防ホース二重巻き(島巻き)は、ホースを真ん中で半分に折り曲げ、折り返し地点から金具側へ向かって2本重ねた状態で巻いていく手法です。展開時は金具部分を持って投げるか走るだけで、よじれることなく2倍の速度で真っ直ぐにホースが広がります。平らにつぶせるフラットホースを使用している家庭や農園では非常に役立つ技法です。
一方、コンプレッサーを使用するガレージ作業でのエアーホース巻き方は、耐圧ウレタン素材の硬さを考慮する必要があります。エアーホースは復元力(巻き癖)が強いため、無理に小さな輪で巻くと折れ線がつき、エア漏れの原因になります。基本の順逆巻きを使いつつ、輪の直径を40cm〜50cmと大きめに取って束ねることで、作業中の足元の引っかかりや跳ね返りを防ぐことができます。