A7サイズの用紙を取り扱う際、あるいは独自に印刷物を制作する際には、いくつかの実用上の盲点が存在する。事前によく確認しておきたいポイントは以下の3点だ。
1. 家庭用プリンターの給紙限界
大半の家庭用インクジェットプリンターや小型レーザープリンターは、最小給紙サイズが「ハガキ(100mm×148mm)」や「L判(89mm×127mm)」までに制限されている。74mm×105mmのA7用紙を直接トレーにセットしても、正しく給紙されないケースが多い。自作印刷を行う場合は、A4用紙に8面付けでレイアウト印刷した後にカッターで裁断するのが最も確実な方法だ。
2. デザイン時の余白確保
紙面全体がコンパクトであるため、文字やロゴをフチ近くに配置しすぎると、裁断時のわずかなズレで文字が切れてしまう危険がある。印刷用データを作成する際は、周囲に最低でも3mm〜5mm程度の安全余白を設定することが鉄則となる。
3. システム手帳リフィルの穴規格の違い
A7サイズのミニ手帳用リフィルを購入する際、バインダーのリング数や穴間隔(ピッチ)に注意したい。3穴、6穴、あるいはリングレスタイプなど複数の規格が混在しているため、手持ちの手帳カバーに適合するかどうかを事前にスペック表で確認することが欠かせない。