芸能界には数々のスカウト伝説が存在しますが、本田翼が中学2年生(当時13歳〜14歳)だった2006年に経験した「1日7回スカウト」の逸話は、業界内でも別格の語り草となっています。場所は流行の発信地である渋谷・原宿界隈。驚くべきは、声をかけてきた7人全員が大手芸能事務所「スターダストプロモーション」の異なるリサーチャーだったという点です。
当時の報道や本人へのインタビュー取材によると、スカウトマン同士が互いに連絡を取り合っていたわけではなく、それぞれが単独で街頭に出て「圧倒的な原石」を探し求めていた結果、偶然にも同一人物に白羽の矢を立て続けました。服装や立ち寄るエリアを変えながら移動していた彼女に対して、数時間のうちに7人のプロが別々にスカウトカードを渡したという事実は、当時の彼女が放っていたオーラがいかに突出していたかを客観的に物語っています。
この異例のスカウト劇を経て、彼女はスターダストプロモーションに所属。事務所側も「数十年に一度の大型新人」として直ちに育成体制に入り、同年にファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルとしてプロのキャリアをスタートさせることになります。