アヴちゃんの才能は、バンドのフロントマンという領域を軽々と飛び越え、プロデューサーとしても鮮烈な光を放っています。その象徴となったのが、日本テレビ系で放送されたスクール型オーディション番組『0年0組 -アヴちゃんの教室-』です。
既存のオーディション番組にありがちな「大衆受けするアイドルの型にはめる育成」とは根本から異なり、アヴちゃんは参加する少年たち一人ひとりの心の奥底にある「傷」や「異質さ」、「誰にも見せたくないコンプレックス」と真正面から対峙しました。「ヤバい奴であれ」「自分の地獄を抱きしめなさい」といったアヴちゃんの言葉は、単なる歌唱・ダンス指導を超え、表現者としての魂を揺さぶるメンターシップとして視聴者にも大きな感動を与えました。
この過酷な教室から誕生したオルタナティブ歌謡舞踊集団が、龍宮城です。アヴちゃんは彼女たちの楽曲提供からビジュアルコンセプト、パフォーマンスの振り付け・ディレクションまでを総合プロデュース。昭和歌謡のドラマ性と現代のアヴァンギャルドを融合させた龍宮城のステージは、アイドルの概念を根底から塗り替え、2026年現在も音楽シーンで熱烈な支持を拡大しています。