チェコ発の異端が日本の都市部を呑み込む——なぜ2026年、本物志向のファッション層は「ティラック」を指名買いするのか

チェコ発の異端が日本の都市部を呑み込む——なぜ2026年、本物志向のファッション層は「ティラック」を指名買いするのか

今注目を集めている チェコ発の異端が日本の都市部を呑み込む——なぜ2026年、本物志向のファッション層は「ティラック」を指名買いするのかについて、多角的な視点を整理して公開しています。

ブランドの歴史を語る上で欠かせないのが、テックウェア界の重鎮エロルソン・ヒューとの邂逅だ。ACRONYM(アクロニウム)のデザイナーとして世界を震撼させた彼が長年デザインに関わったことで、質実剛健なアウトドア衣料に「都市型ステルス」の血が注ぎ込まれた。

独自のパターンメイキングと機能的パーツの配置。無駄な装飾を削ぎ落としたシルエットは、まるで軍用兵器のような凄みすら漂わせる。街着として羽織った瞬間に感じるあの独特の包まれ感と、どんな悪天候も跳ね返す安心感。エロルソンが構築したデザインの骨格は、いまもブランドのあらゆるモデルに脈々と受け継がれている。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。