ネット上でよく見られる最大の誤解は、「アカウントが消された=利権によって真実が隠蔽された」という短絡的な陰謀論の受容です。
アメブロや各種メディアから記事が削除された本質的な理由は、広告主のコンプライアンス保護やプラットフォーム事業者の法的リスク回避にあります。2010年代後半以降、虚偽・誇大広告や無資格者による医療類似行為の指南に対する行政の監視は格段に厳しくなりました。運営会社としては、利用規約違反に基づき粛々と対処したに過ぎないというのが客観的な事実です。
また、「重曹とクエン酸を混ぜて飲むと中和されてただの炭酸ナトリウム(およびクエン酸ナトリウム)と二酸化炭素になる」という基本的な化学反応すら理解しないまま、「奇跡の万能薬」として拡散してしまった点も、ネット空間特有の確証バイアスが生み出した大きな盲点といえます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
心理学や社会学の知見を踏まえると、医療不信や社会不安が高まる時代ほど、「安価で即効性があり、裏の真実を教えてくれる」と謳う情報に人は強く惹きつけられます。しかし、健康を守るためには感情的な共感と合理的な判断を切り離す「心理的バウンダリー(境界線)」の確立が不可欠です。
過去ログや類似の健康情報を参考にして良い人:
日常の食生活を見直し、過度な加工食品を控えるきっかけとして捉えられる人。医学的な標準治療を大前提とし、安価なリフレッシュ方法(炭酸水作りや入浴剤としての利用など)として自己責任で楽しむ分別のある人。
絶対に鵜呑みにしてはいけない・慎重になるべき人:
持病(特に高血圧、腎不全、心疾患など塩分制限が必要な疾患)を抱えている人。主治医の診断を軽視し、民間療法だけで重篤な病気を治癒させようと考えている人。ネットの情報を盲信し、家族や周囲に強要してしまう傾向のある人。