このデザインムーブメントは、スクリーンの向こう側から現実の住まいへと一気に波及した。火付け役の一つが、Netflixの世界的ヒット番組『ドリームホーム ~模様替え大作戦!~』だ。洗練されたモダン空間に日本の陶器や木製スツール、格子戸をアクセントとして差し込むスタイリングが国境を越えて拡散された。
日本国内でも、PinterestやRoomClipといったビジュアルプラットフォーム上で「寝室リノベーション」「和モダンDIY」の検索ボリュームが急増。とりわけ築古マンションの洋室をあえて和モダンへとアップデートする事例が連日シェアされている。
賃貸でも導入できる置くだけのウッドパネルや、ファブリックのトーンを統一するプチリノベなど、個人が発信する実践知がコミュニティを活性化させている。かつて専門家だけの領域だった空間スタイリングは、いまや誰もが日常の中でキュレーションする時代へと突入した。