住友林業の象徴でもある木へのこだわり。それを庭先で体現するのが緻密な植栽計画だ。どれほど立派な門柱や高級なタイルを敷き詰めても、緑の配置が不十分であれば、住友林業が誇る木の邸宅の魅力は半減してしまう。
植栽を美しく見せるコツは、建物の「見せ場」と緑を重ね合わせることにある。玄関ドアを開けた瞬間に視界へ飛び込むモミジやアオダモの立ち姿、リビングの大開口サッシから眺められる常緑樹の陰影。これらを計算し尽くして配置することで、敷地境界のフェンス費用を抑えつつ、自然な目隠し効果を生み出すことが可能だ。
コストを抑えたい場合でも、シンボルツリー周辺の土壌改良やライトアップ配線だけは妥協してはならない。昼間の爽やかな木漏れ日だけでなく、夜間に下から照らし出された枝葉のシルエットが外壁に映し出された瞬間、外構にかけた投資以上の満足感が施主を満たすことになる。