昭和の名優・竹脇無我の死因と壮絶な闘病記!娘の現在と親友の絆

昭和の名優・竹脇無我の死因と壮絶な闘病記!娘の現在と親友の絆

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常に完璧な二枚目スターとしてのイメージを背負い続けた竹脇を、49歳を迎えた頃に突如として深刻な病魔が襲います。父と同じうつ病の発症でした。

発症の背景には、過密な撮影スケジュール、信頼していたスタッフとの金銭トラブル、加齢による体力の衰えや糖尿病の併発など、幾重もの重圧が重なっていました。真面目で責任感の強い性格ゆえに弱音を吐けず、自らをアルコールで麻痺させようとした結果、一時は台詞が全く覚えられず、自室に引きこもって自死の幻影に怯える日々が続きました。

約8年間におよぶ暗闇の闘病生活を経て、周囲の献身的なサポートと適切な医療によって奇跡的な回復を果たした竹脇は、2003年に手記『生きる 二枚目俳優の「うつ病」からの生還記』を発表します。当時、著名な男性俳優が自らの心の病とアルコール依存の苦痛を赤裸々に告白することは極めて稀であり、偏見にさらされていた精神疾患に対する社会の理解を大きく前進させる金字塔となりました。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。