中村雅俊「ふれあい」が時代を超えて愛される理由と誕生秘話の全貌

中村雅俊「ふれあい」が時代を超えて愛される理由と誕生秘話の全貌

今注目を集めている 中村雅俊「ふれあい」が時代を超えて愛される理由と誕生秘話の全貌について、詳しいまとめをご紹介しています。

「ふれあい」の爆発的な拡散を後押ししたもう一つの決定的な要因が、アコースティックギターとの親和性です。1970年代のフォークブームの真っ只中、中村雅俊 ふれあい ギターコードは音楽雑誌『新譜ジャーナル』や『ガッツ』などの楽譜コーナーでこぞって特集されました。

基本キーはCメジャーであり、登場するコードは「C」「Am」「Dm」「G7」「Em」「F」といった基礎的なダイアトニックコードが中心です。難関とされるバレーコードの「F」さえクリアできれば、ギターを手にしたばかりの初心者でも数日で弾き語りができる絶妙なアレンジになっていました。劇中で中村雅俊演じる沖田先生がラフにギターを爪弾く姿に憧れ、部屋でギターの練習に明け暮れた当時の少年少女は数知れません。

そして1974年の大晦日、中村雅俊 紅白歌合戦 ふれあいのステージでその人気は頂点に達します。新人ながら堂々たる佇まいで、マイクに向かって温もりあふれる低音を響かせた姿は、全国のお茶の間に「中村雅俊=誠実な青春スター」という決定的なイメージを焼き付けました。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。