白身魚フライの魚の正体は?深海魚の真相と冷めてもサクサク揚げる裏ワザ

白身魚フライの魚の正体は?深海魚の真相と冷めてもサクサク揚げる裏ワザ

白身魚フライの魚の正体は?深海魚の真相と冷めてもサクサク揚げる裏ワザの重要なポイントについて、専門知識を取りまとめてご紹介します。

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スーパーの惣菜コーナーやお弁当チェーン、ファストフード店で並ぶ白身魚のフライ。白身魚のフライに使われる魚の種類を調査すると、一般的な「マダラ」や「スケトウダラ」以外にも、独自の食感と脂の乗りを持つ魚種が数多く採用されている実態が浮かび上がります。

日本マクドナルドの看板メニューであるフィレオフィッシュの魚の正体は、ベーリング海などで持続可能な漁業基準(MSC認証)に則って漁獲された天然のアメリカンポロック(スケトウダラ)です。漁獲後すぐに急速冷凍加工されるため、臭みが極めて少なく、繊維質が細やかでふんわりとした食感を生み出しています。

一方、お弁当チェーンののり弁や学校給食などで長年重宝されてきたのが、ニュージーランドやオーストラリア沖の水深200〜1,000メートルに生息する深海魚の「ホキ」や、チリ・アルゼンチン沖などで獲れる「メルルーサ」です。これらはタラ目マクルロヌス科やメルルーサ科に属する魚で、身質がタラに酷似しており、加熱しても縮みにくくジューシーな肉質を保てる特徴があります。

さらに近年、外食や加工食品市場で急速にシェアを伸ばしているのが、東南アジア原産の大型ナマズの一種である「バサ(パンガシウス)」です。骨がなく淡白で柔らかな肉質を持ち、加熱調理してもパサつかないことから、大手スーパーの鮮魚コーナーや外食チェーンのフライ原料として主流の地位を確立しています。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。