シリーズ最大の転換点となったのが、シーズン8のラストにおける主人公エリザベスの死亡劇でした。ネット上では「キャスト間の確執か」「ギャラ交渉の決裂か」といった憶測が飛び交いましたが、ブラックリスト エリザベス 降板 理由の真相は、女優メーガン・ブーンが自身の制作会社を立ち上げ、プロデューサーなど新たなキャリアへ挑戦するための前向きな契約満了・円満降板でした。
番組開始当初から結末の青写真を描いていた制作陣は、彼女の離脱を受け入れ、リズの死を契機に物語を最終章へとシフトさせました。そして迎えたブラックリスト 結末 ネタバレとなるシーズン10(ファイナルシーズン)のフィナーレでは、かつてない幕引きが描かれます。
国際的な捜査網を掻い潜り、自らの犯罪ネットワークを自らの手で解体したレッドは、スペイン・アンダルシアの広大な草原へと逃亡します。持病の悪化により体力の限界を迎えていたレッドの前に現れたのは、巨大な一頭の荒ぶる雄牛でした。レッドは武器を捨て、逃げることもなく、その雄牛の猛然たる突進を真っ向から受け止めます。駆けつけた親友であり捜査官のドナルド・レスラーが目にしたのは、草むらに横たわるレッドの遺体でした。レスラーが愛憎入り混じる敬意を込め、レッドのトレードマークであったフェドーラ帽を遺体に被せるシーンで、10年に及ぶ伝説は静かに幕を閉じました。