18歳を超えた久保瑛史にとって、2026年はプロサッカー選手としてのキャリアを決定づける極めて重要な1年となる。今後の進路における主なシナリオと注目ポイントは以下の3点だ。
1. レアル・ソシエダB(サンセ)またはCチームへの昇格
カンテラの最終段階であるフベニールAを卒業後、スペインのシニアリーグ(3部〜4部相当)を戦う「レアル・ソシエダB(通称サンセ)」あるいは「ソシエダC」への正式登録が現実的なターゲットとなる。ここで大人のフィジカルとインテンシティに順応できれば、トップチームへの道筋が一気に開ける。
2. プロ契約の締結と他クラブへの武者修行
ソシエダの中盤はトップチームも含めて極めて選手層が厚い。そのため、プロ契約を結んだ上で出場機会を確保すべく、スペイン国内のセグンダ(2部)クラブや他国の1部リーグへ期限付き移籍(ローン)する選択肢も十分に考えられる。
3. 世代別日本代表(U-19 / U-20)への招集期待
国内組を中心に編成されがちな育成年代の日本代表だが、欧州最高峰の環境でボランチとして揉まれている瑛史の存在を日本サッカー協会(JFA)が見逃すはずはない。FIFA U-20ワールドカップなどを視野に入れた世代別代表への抜擢、そして将来的には「久保兄弟による日本代表での共闘」という日本サッカー史上屈指のロマンにも期待が高まっている。