新型プリウスの後部座席は本当に狭い?圧迫感の真相と実用性を徹底検証

新型プリウスの後部座席は本当に狭い?圧迫感の真相と実用性を徹底検証

新型プリウスの後部座席は本当に狭い?圧迫感の真相と実用性を徹底検証とはどのようなものなのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。

ネット上のコミュニティや試乗レビューで頻繁に目にする「後部座席が狭すぎて大人が座れない」という指摘。結論から言えば、この評価は「足元は十分広いが、頭上と視界にタイト感がある」というのが客観的な事実です。

60系プリウスは、先代(50系)に比べて全高を40mm下げた1,420〜1,430mmに設定されています。一方でホイールベースは50mm延長されて2,750mmを確保。このパッケージングの変更が、独特の後席居住性を生み出しています。

実際に身長175cmの成人男性が前席のドライビングポジションを合わせた状態で後席に乗り込むと、膝前空間には握り拳約2個分から2.5個分のゆとりが残ります。つまり「プリウス 後部座席 足元スペース」に関しては、一般的なCセグメントセダンやハッチバックと比較しても決して狭小ではありません。

しかし問題となるのは「プリウス 後席 頭上空間 ヘッドクリアランス」です。ルーフがBピラー後方から急激に後方へ向かって傾斜するファストバックスタイルを採用しているため、背もたれに深く腰掛けると頭頂部と天井内張りの間は指1〜2本分(約2〜3cm)程度しか隙間がありません。さらに、サイドウィンドウの下端が高くガラスエリアが後方に向かって絞り込まれている構造が、心理的な新型プリウス 後席 圧迫感を助長しています。

「大人が座れない」というのは誇張であるものの、「背筋を伸ばして乗ると髪の毛が天井に触れる」「開放感には乏しい」と感じる層が多いのは、この低全高プロポーションに起因する紛れもない物理的制約です。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。