航空自衛隊の救難隊メディックになるためのハードルは、自衛隊組織の中でも屈指の厳しさを誇ります。航空自衛隊に入隊後、まずは一般の隊員として勤務しながら基礎的な適性を認められた者だけが、小牧基地(愛知県)に所在する救難教育隊の選抜試験への挑戦権を得られます。
救難教育隊の選考倍率は極めて高く、強靭な体力、旺盛な気力、水泳能力、精神安定度を厳密に測定されます。選考を通過した後も約1年以上にわたる養成教育課程が待ち受けており、脱落者も珍しくありません。基礎的な救難技術から救急救命士養成課程、パラシュート降下、潜水技術、雪山サバイバルまでを完全制覇した者だけが、栄光のメディックワッペンを腕に付けることを許されます。