右翼車(街宣車)はなぜ黒塗り大音量?車種や改造費用と遭遇時の対処法

右翼車(街宣車)はなぜ黒塗り大音量?車種や改造費用と遭遇時の対処法

右翼車(街宣車)はなぜ黒塗り大音量?車種や改造費用と遭遇時の対処法について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をチェックしてください。

Q1:右翼車の多くが「8ナンバー」なのは税金を安くするためですか?
A1:主目的は税金の優遇ではなく「車検の合法的な取得」と「機材搭載の適合」です。大型スピーカーや発電機、アジテーション用のステージなどを常設した車両は普通乗用車の規格に収まらないため、道路運送車両法に基づく「放送宣伝車」として特種用途自動車(8ナンバー)の構造変更検査を通過させています。かつて存在した税制上のメリットは法改正により現在ほぼ失われています。

Q2:街宣車から流れている軍歌や行進曲は著作権違反にならないのですか?
A2:軍歌や明治・大正・昭和初期の楽曲の多くは、作詞者・作曲者の死後70年(著作権保護期間)を経過しており、著作権が消滅した「パブリックドメイン」となっています。そのため、街頭で大音量で再生しても著作権法上の権利侵害には問われません。また、保護期間内の楽曲であっても政治活動における利用の線引きが複雑であり、権利侵害を理由に取り締まることは実務上困難です。

Q3:近所の道路に街宣車が停車して演説を始めた場合、個人で注意してもいいですか?
A3:絶対に個人で直接注意や抗議をしてはいけません。相手は言動の揚げ足取りや威圧のプロであり、口論からトラブルへ発展する危険性が極めて高いです。必ず110番通報を行い、駆けつけた警察官に職務質問や拡声器条例に基づく音量指導を行わせるのが安全かつ確実な対処法です。

Q4:街宣車の窓に取り付けられている金網や鉄板は車検に通るのですか?
A4:運転席および助手席の窓、フロントガラスに視界を遮る金網や固定式鉄板を装着した状態では保安基準を満たさず車検に通りません。そのため、公道を走行する際は可倒式の鉄格子を倒して視界を確保するか、車検時のみ脱着可能な構造にするなど、法律の基準をクリアする巧妙な細工が施されています。 (出典: 右翼車(Yahoo!ニュース))

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。