「中村」という名を世界と日本国内に深く刻み込んだのが、中村俊輔と中村憲剛の2人です。
中村俊輔:世界を震撼させた「黄金の左足」とFKの伝説
2006年、UEFAチャンピオンズリーグの舞台でマンチェスター・ユナイテッドを相手に決めた伝説のフリーキックは、今なお世界中のサッカーファンの語り草となっています。セルティック(スコットランド)ではリーグ最優秀選手賞を獲得し、クラブのレジェンドとして殿堂入りを果たしました。Jリーグでは横浜F・マリノスを牽引し、史上初となる2度のJリーグMVPを獲得。セットプレーのキッカーとして世界最高峰と称されたその左足は、日本サッカーにおける技術の極致として語り継がれています。
中村憲剛:中央大から這い上がり、川崎フロンターレを常勝軍団へ導いた軌跡
エリート街道を歩んだ俊輔とは対照的に、中村憲剛は中央大学を経てテスト生のような形で川崎フロンターレに入団しました。そこから不断の努力と卓越した戦術眼で頭角を現し、川崎の心臓として長年プレー。2016年には36歳にしてJリーグMVPを受賞し、2017年のクラブ悲願となるJ1初優勝をはじめ、数々のタイトルをもたらしました。引退後も明晰な言語化能力を活かして指導者・解説者として日本サッカーの発展に貢献し続けています。