小嶋陽菜さんの水着史を振り返る上で外せないのが、2015年に発売され大ヒットを記録した写真集『どうする?』です。ロサンゼルスと東京で撮影された同作は、アイドルの枠を完全に超越したファッショナブルで大胆なグラビアとして話題をさらい、男性ファンのみならず女性ファンを爆発的に増やす契機となりました。
初期のアイドルグラビアで見せていた無邪気なビキニ姿から、『どうする?』での洗練された色香、そして現在のディレクターとして自ら着こなす洗練されたスイムウェア姿へ。その歩みは、彼女が「他者から撮られる客体」から「自らの魅力を完璧にコントロールするクリエイター」へと進化した歴史そのものです。トレンドを巧みに取り入れながらも媚びない姿勢が、世代交代の激しいエンタメ界で彼女が唯一無二のポジションを守り続けている最大の強みと言えます。