自分がつわりで苦しみやすい体質なのかを知ることは、初期段階から無理のないスケジュールを組み、周囲のサポートを確保するために極めて有益です。産科医へのヒアリングや臨床統計から導き出された、妊娠初期の症状チェックリストを以下にまとめました。
以下の項目のうち、該当する数が多いほど、妊娠初期につわりが重症化しやすい傾向がみられます。
- 乗り物酔いをしやすい:車や船、テーマパークのアトラクションですぐに気分が悪くなる。
- 普段から偏頭痛に悩まされている:天候の変化やストレス、月経周期に伴って拍動性の頭痛が起きる。
- 過去に低用量ピルで吐き気が出た:経口避妊薬や生理痛治療薬を服用した際、強い嘔気や胃部不快感を感じた経験がある。
- 双子や三つ子などの多胎妊娠である:超音波検査で多胎妊娠と診断されている。
- 胃腸がもともと弱く、ピロリ菌の感染歴がある:慢性的な胃もたれや胃炎を繰り返してきた。
- 実母や姉妹のつわりが重かった:血縁関係のある女性が妊娠時に激しい嘔吐や入院を経験している。
- 強いストレス環境にある・責任感が強い:完璧主義で仕事を休むことに罪悪感を抱きやすい。
- 味覚や嗅覚が過敏である:タバコの煙、香水、特定の調理臭に対して普段から強い不快感を覚える。
こうしたつわりがひどい人の共通点を抱えている妊婦は、妊娠初期に急増するホルモン変化に対して自律神経や脳の嘔吐中枢が敏感に反応しやすい下地を持っています。一方で、つわりが軽い人の特徴としては、自律神経の調整機能が安定していることや、ホルモン受容体の感受性が比較的緩やかである点が挙げられます。しかし、体調は妊娠ごとに異なるため、「1人目が軽かったから2人目も安心」とは一概に言えません。