ロウカット玄米が注目を集める最大の要因は、栄養価の高さを維持しつつ、日々の摂取エネルギーを自然にコントロールできる点にあります。特にボディメイクや生活習慣病予防に取り組む層から関心を集めるのが「糖質オフ・カロリーオフ」のメカニズムです。
精米前の玄米と成分そのものが劇的に変化しているわけではありません。秘密は「炊飯時の吸水率の劇的な向上」にあります。防水性のロウ層が除去されたことで、米粒の中心部までたっぷりと水分を抱え込んで大きく膨らみます。その結果、炊きあがった状態のごはん1膳(約150g)あたりに含まれる水分比率が高くなり、同重量の白米と比較して糖質約32%オフ、カロリー約30%オフ(東洋ライス調べ)という数値を実現しています。無理な食事制限をすることなく、主食の茶碗1杯のボリュームを保ったまま摂取カロリーを抑えられる設計が支持されています。
白米、従来の一般的な玄米、そしてロウカット玄米の主要指標を比較すると、その立ち位置の違いが明確になります。
栄養摂取の観点でも、従来の玄米は「硬い外皮をしっかり咀嚼しないと栄養が吸収されずに体外へ排出されてしまう」という弱点がありましたが、ロウ層がないロウカット玄米は胃液の浸透もスムーズであり、消化器系への負担が劇的に軽減されている点が臨床・栄養学的な強みと言えます。