友人の人数合わせに苦しむ人々の中で、密かに選択肢として浮上するのが代理出席サービス業である。かつては都市伝説のように語られていたこの業界だが、現在は法人化された専門業者がいくつも存在し、綿密な打ち合わせのもとでエキストラを派遣するシステムが確立されている。
サービス利用者は、新郎新婦のどちらか一方、あるいは両親に内緒で依頼することが多い。年齢や雰囲気に合わせたスタッフが友人役や職場の同僚役を演じ、スピーチや余興までこなすプランも用意されている。しかし、費用は1人あたり数万円と高額であり、何より「万が一バレたらどうしよう」という強い精神的ストレスが式当日の終わりまで付きまとう。専門家は「後々の夫婦関係に嘘を持ち込むリスクを考えると、安易な利用はおすすめできない」と警鐘を鳴らす。