ブッダとイエスが東京・立川のアパートでバカンスを過ごすという斬新な構想で社会現象を巻き起こした『聖☆おにいさん』。このモンスター級ギャグ漫画の映像化でも、両者のクリエイティビティは強く共鳴した。
劇場アニメ版では松山ケンイチと星野源が主演を務めたが、関連イベントや音声メディア、派生コンテンツにおいて神谷浩史が関わる機会は多く、作品世界との縁は深い。中村光が描く神聖かつ親しみやすいキャラクター描写に、声優界の第一線を走るキャスト陣がどう向き合ったのか。日常の何気ない会話を最高のコメディへと昇華させる手腕は、両者に共通する表現者としての美学だ。