豆苗とは、中華料理の高級食材に由来するエンドウ豆(サヤエンドウやグリーンピースの親植物)の若芽を指します。植物分類学上はエンドウそのものですが、収穫される段階と栽培環境が大きく異なります。
カイワレ大根やブロッコリースプラウトと同じく、発芽直後の新芽を食べる「スプラウト(発芽野菜)」の一種に分類されます。完熟したエンドウ豆がタンパク質や炭水化物を主体とするのに対し、発芽したての豆苗は光合成によって葉緑素を生み出し、ビタミンやミネラルを爆発的に増やした状態に変化しています。
かつては中国本土で春先にしか採れない希少な高級野菜でしたが、水耕栽培技術が確立されたことで、天候に左右されず安定した品質と手頃な価格で通年供給されるようになりました。