ネット上のコミュニティ等で散見される最大の誤解が、「タイトルに数字が付いていないため、コードベロニカは外伝(スピンオフ)に過ぎない」という言説です。
歴史的事実として、本作は『バイオハザード2』の直接的な続編であり、開発当初は実質的なナンバリング本編として企画されていました。プレイステーション向けに急遽ナンバリング調整された『バイオハザード3 LAST ESCAPE』に対し、ストーリー上の本筋(クリスとウェスカーの宿命の再会、アンブレラ崩壊への導線)を担っていたのは紛れもなく『コード:ベロニカ』です。
この事実を知らずにシリーズを追うと、なぜ『バイオハザード5』でウェスカーが超人的な身体能力を持ち、クリスと深い因縁を持っているのかという文脈を見失うことになります。シリーズの正史を理解する上で、決して欠かすことのできない中核作品です。