母乳の出し方完全ガイド|分泌が増えない原因と助産師直伝のケア術

母乳の出し方完全ガイド|分泌が増えない原因と助産師直伝のケア術

母乳の出し方完全ガイド|分泌が増えない原因と助産師直伝のケア術の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。

産後数日が経過すると、血液やリンパ液が乳房に集中して岩のようにカチカチに張る「うっ滞」が起きやすくなります。この張りを放置すると激しい痛みを伴う乳腺炎へと進行するため、日頃からの適切な母乳マッサージ方法と乳腺炎予防と詰まり解消のアプローチが欠かせません。

助産師推奨の母乳ケアにおける基本原則は「乳房の基底部(土台)をほぐし、血流とリンパの流れを整えること」です。

張りが強いときは、胸を力任せに揉むのは絶対に避けてください。乳腺が傷ついて炎症が悪化します。まず両手で乳房の下側を支え、胸郭から乳房を優しく浮かせるように上下左右へ軽く揺らします。その後、脇の下のリンパ節に向かって撫でるように流すだけでも、組織のむくみが取れて乳頭が柔らかくなり、赤ちゃんが深くくわえやすくなります。

もし局所的なしこりや白斑(乳頭の出口にできる白い詰まり)が見られる場合は、赤ちゃんの抱き方を変えてみるのが効果的です。赤ちゃんは下顎の力で強く母乳を絞り出すため、しこりがある方向に赤ちゃんの顎が来るよう「フットボール抱き」や「縦抱き」を使い分けると、頑固な詰まりが自然と解消されるケースが多々あります。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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