東京や福岡市内の有名レストランを巡り尽くした海外の美食家たちが、いまこぞって久留米を目指している。その背景には、主要な旅ガイドやSNS動画による「ローカルフードの深掘り」ブームがある。
九州新幹線で博多からわずか十数分というアクセスの良さも手伝い、「本物の日本の居酒屋文化と独自の食歴史を体験できる街」として海外の評価が高まっているのだ。カウンター越しに店主が直火で串を返す臨場感、言葉が通じなくても笑顔で交わされる乾杯。洗練されすぎない人間味あふれる温もりが、デジタル化が進む現代において、世界中の旅行者の心を捉えて離さない。