ウェブ上の評判や不動産パンフレットの美辞麗句だけでは見えてこない、実際の生活実感を住民の生の声から検証します。移住者コミュニティや地元SNS、知恵袋等の声を現地で精査すると、赤城山麓ならではのリアルな手触りが浮かび上がります。
「都内からフルリモート勤務を機に原之郷へ移住しました。庭から見上げる赤城山は朝夕で表情を変え、夏場の朝晩は市街地より2〜3度涼しくてエアコンに頼りすぎない生活ができています。ただ、車がないと完全に詰みます。平日の路線バスは1時間に1本程度。妻と私で軽自動車を2台持ちにしましたが、ガソリン代と維持費は完全に生活インフラ代として割り切っています」(30代・IT企業勤務男性)
「子どもを原小学校に通わせています。都会の学校と違って登下校時の車通りが少なく、地域の方が見守り隊として声をかけてくれる温かさがあります。一方で、原之郷の歴史は古く、地元農家の本家・分家的なコミュニティも残っています。区費の支払いやゴミステーションの清掃当番、年数回の草刈り作業など、地域の共同作業を面倒に感じる人には正直向かないかもしれません」(40代・二児の母)
公共交通機関に関しては、日本中央バスや関越交通の路線バスが前橋駅や富士見温泉方面を結んでいるものの、便数は限られています。電車通勤を前提とした生活スタイルではなく、マイカーを足として前橋市街、渋川市、吉岡町、伊勢崎市方面へ自在に行動できる世帯にとって、原之郷の道路網は渋滞知らずで非常に快適に機能します。