一般的なかゆみ止め(ジフェンヒドラミン含有薬など)では、ブヨの強力な炎症に対して十分な効果が得られないことが多い。市販薬を使用する場合は、抗炎症作用の強い「ステロイド外用薬(プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル等)」が第一選択肢となる。
しかし、腫れが広範囲に及んでいる場合や、痛みが強くて歩行に支障が出る場合、あるいは数日経っても一向に改善しない場合は、迷わず皮膚科を受診してほしい。医療機関では強力な医療用ステロイド軟膏や抗アレルギー薬、必要に応じて内服薬が処方される。放置して掻き続けると、皮膚が硬いしこり状になる「ブヨ結節(慢性痒疹)」へと移行し、数ヶ月から数年にわたって激しい痒みが再発する慢性疾患化のリスクがある。