国際協力の世界に飛び込むべきか否か。自身のキャリアや価値観と照らし合わせるための客観的な判断基準を提示します。
向いている人の特徴
- 大局的な国づくりに使命感を持てる人:即自的な利益や評価よりも、10年・20年先の社会基盤や国際関係に貢献することに情熱を燃やせるタイプ。
- 極めて高い適応力とレジリエンスを持つ人:水質や治安、文化の違いに動じず、想定外のトラブルや理不尽な状況を柔軟に受け流せるタフさがある人。
- 高度な調整力と粘り強い交渉力がある人:言語の違いを超えて、異なる利害を持つ関係者(相手国政府、現地住民、日本政府、民間企業)の合意形成を導ける人。
慎重になるべき人の特徴
- ビジネススキルとしての即戦力性・スピード感を求める人:意思決定の階層が多く、公的ルールに縛られるため、スタートアップのようなスピード感で自己成長したい人にはミスマッチとなりやすい。
- 生活環境・勤務地を固定したい人:国内本部と途上国拠点を定期的に行き来する転勤生活が前提となるため、定住型の生活を重視する人には負担が大きい。
- 「ボランティア精神」だけで職員を目指す人:職員の主たる任務は経営・財務・外交・法務を含む高度な事業マネジメントであり、純粋な現場活動だけを望む場合は専門家やNGO、協力隊員としての道を選ぶのが現実的。