2020年12月31日の生配信時、SNS上では社会現象と呼ぶにふさわしい激震が走りました。Twitter(現X)では公演開始前から「#Thisis嵐LIVE」が世界トレンド1位を獲得。公演中には関連ワードが日本のトレンド上位20枠のほとんどを埋め尽くしました。
当時のファンの声を検証すると、単に「寂しい」「悲しい」という喪失感だけではなく、感謝と救済の感情が圧倒的多数を占めていたことが分かります。
「無観客なのに、画面の向こうにドームいっぱいのファンがいるかのように歌ってくれた。最後の最後まで嵐はファンの味方だった」(30代・女性ファン)
「大野くんが涙を流して『またいつか』と言ってくれたことで、絶望ではなく希望として受け止められた。あの涙を嘘にするような噂は信じない」(40代・ファンクラブ会員)
「紅白と行き来する超過密スケジュールの中で、一切妥協のない生歌と生ダンスをやり切ったプロ根性に圧倒された」(20代・音楽関係者)
さらに注目されたのは、配信システムの安定性でした。国内トップクラスのアクセス集中が予測される中、ジャニーズネットオンラインを中心とした技術陣は強固なCDN(コンテンツ配信ネットワーク)体制を構築。大きな配信障害を起こすことなく、数百万人が同時に同じ瞬間を目撃できたことは、日本のライブストリーミング技術の成熟を世界に示す契機ともなりました。