ユニコーンガンダムを象徴するビジュアルといえば、発光色の変化です。このサイコフレームの「赤」と「緑」の違いには明確な設定が存在します。
初期のデストロイモードで見られる赤い発光は、NT-Dシステムがパイロットの脳波を強制的に読み取り、戦闘コンピューターが機体を支配・駆動している状態を示します。あくまで機械的な処理によるエネルギー放出に過ぎません。
一方、物語終盤で見せたエメラルドグリーンの発光は、主人公バナージ・リンクスの強い意志と人間の可能性を信じる心が、サイコフレームと完全同期した「真の覚醒状態」を意味します。この状態では機械制御の枠組みを逸脱し、パイロットの感応波が物理的な力場(サイコフィールド)として空間に満ち溢れ、機体全体を未知のエネルギーが包み込みます。