インフルエンザには新型コロナウイルスのような法的な「濃厚接触者」の定義は存在しません。しかし、感染症医学の観点から見れば、同居家族は濃厚接触状態にあるとみなすのが自然です。出社を判断する上で把握しておきたいのがウイルスの潜伏期間です。
インフルエンザ 潜伏期間 家族間での感染を考慮する場合、潜伏期間は通常1〜3日(最長で約7日)とされています。厄介なのは、発熱などの自覚症状が出る約24時間前からウイルスが体外へ排出され始める点です。自覚症状がないからといって油断して出社すると、無意識のうちにオフィス内でウイルスを拡散させてしまう恐れがあります。
そのため、社内規定で出社が認められている場合であっても、家族の発症から少なくとも3〜4日間は自身の体温測定を朝夕で行い、わずかでも喉の違和感や倦怠感が生じた場合は直ちに業務から離脱できる体制を整えておく必要があります。